高次脳機能障害について 

高次脳機能障害について簡単にまとめてみました。

 

前回失行について簡単に述べましたが、今回は高次脳機能全般についてです。

 

以前一部を新人研修に使いましたが、あとで見返してみると結構見やすかったので、もう一度復習したいと思います。

 

 

そもそも高次脳機能障害をざっくり説明します。

 

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症状で代表されるのは、以上4つになります。

症状をみればもっととくさんありますが、大きいカテゴリーでいうとこんな感じです。

 

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ここでのキーワードは「学習」できるかどうかです。

 

多くの患者さんたちは、この「学習」ができない、または難しいことが障害になります。我々セラピストは、いろいろな切り口を使って、解決に導く必要があります。

 

 

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上記の資料は、評価の流れになります。

 

評価の流れに関しては、教科書を見てもおおむね一般的だと思います。

 

実をいうとこれは一部変更しております。

 

頭のどこかでまずは検査をきちんとしましょう。または検査からとりあえずしましょうと思っていた節があったことです。

 

評価が大事ですが、検査をとってもADLや困難な動作と結びつかなければ全く意味がないのです。

 

それが以下の資料になります。

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そして、現実的には検査が困難な患者さんもたくさんいるわけです、

 

そのため、まずは困難とされているADLの分析をしてから検査をするといった流れのほうが、目標を見失わないで済むと考えたからです。

 

学生のレポートも私の時代は完全にボトムアップ形式でまとめていました。これは症状を見落とさずに非常に有用ではありましたが、解釈をまとめるにあたっては、混乱も多いというのが正直な所でした。

 

トップダウンの考え方でありながら、ボトムアップの考え方を両方いったりきたりすることになります。

 

これは高次脳機能障害に限らずですが、高次脳機能障害こそこの考え方を大事にしていきたいと思っています。