座るために必要な筋活動

 


今回は座るために必要な筋活動をまとめていきます。

 

f:id:Rihayama:20210418224902j:plain

 

急性期では、座位保持というテーマはとても重要になります。

 

予後予測を行う上で、体幹の評価が予後が良好になるという因子に含まれています。

 

これが改善するかどうかはとても大切だと思われます。

 

 

 

唐突に座位を保持するための筋は何ですか?

 

 

ときかれた時にどう答えますか?

 

 

 

私も昔はよく思っていましたが、コアスタビリティとか腹筋群の強化というひともいませんかね。

 

f:id:Rihayama:20210418224243j:plain

 

でもこれは、間違いです。

 

その説明をしていきたいと思います。

 

座位を保持するためには、腰椎の生理的前弯を保った良肢位をとる必要があります。

 

静止座位では、力学的には腹筋群は必要ありません。

 

必要なのは、腰背筋だけが活動するということです。

 

その中でも、最長筋や多裂筋が主に働き、腸肋筋はほとんど活動しないということです。

 

解剖学な位置関係については、前回確認しました。

 

www.rihayama.com

 

 

逆に腸肋筋が活動するということは腰椎が屈曲してしまうということになります。

 

このことを知っていれば、何を動かさなければいけないかも理解できてきます。

 

理想的な座位をとるためには、最長筋と多裂筋だけが活動する必要があることが重要だと思われます。

 

 

多裂筋:脊柱の伸展と反対側への回旋・同側への側屈に作用する。座位・立位での効率的な運動を遂行するために、腰背筋群の中で最も重要な働きをしています。

 

最長筋:腸肋筋とともに脊柱起立筋を形成する。頚部や体幹の伸展と片側の活動により、頚部と体幹の同側への側屈に作用する。積極的には腰椎を伸展するのではなく、胸郭を持ち上げることに作用し、胸郭を伸展させる筋です。

 

よく骨盤を操作する実技を見たことがあります。

 

これは、ボバースコンセプトの基本実技の中にも示されています。

 

なぜ多裂筋をファシリテーションする必要があるのかも理由が理解できるかと思います。