頭痛 神経の圧迫かも?~頚部の構造から考える~ 

 

f:id:Rihayama:20211111143401p:plain

 

今回は、頚部の痛みや頭痛がするという方がいました。

 

療法士としては、どんな疾患でもこの現象は出会いますし、疾患がない一般の成人の方も多く出会うかともいます。

 

特にいまはコロナが蔓延することで、在宅ワークや自宅への巣ごもりが余儀なくされている状況なので、なおさらかもしれません。

 

これらの症状は何とか改善できるかもと思いながらも、良くなったり・良くならなかったりということがあります。

 

もちろんこの痛みは、筋や神経のみではなく他の要因の可能性もありますが、これは検査しないと発見できないと思います。

 

ですが、

 

頭痛がもしかしたら頚部の神経や筋の構造から関与するかもしれないということもあるので確認していきたいと思います。

 

頚部の構造をみていきます。

 

ここで筋として重要なのは、

 

・頭半棘筋

・下頭斜筋

 

 

頭半棘筋の場所は、

f:id:Rihayama:20211111144045p:plain

この丸で描いたところに付着します。

 

 

下頭斜筋の場所は、上の画像にもありますが、立体的にすると

f:id:Rihayama:20211111144508p:plain

 

こんな感じです。

 

頭痛を引き起こす神経は?というと

 

大後頭神経になります。

f:id:Rihayama:20211111144643p:plain

こうやって位置関係をみていくと

 

筋と筋の間に神経がとおっていることが分かります。

 

つまり

この二つがうまく滑走ができなかったり、硬くなってしまうと神経を圧迫してしまうということが分かります。

 

そのため、この二つ筋の滑走性という重要になります。

 

 

この筋を動かしていく、または緩めるためには、頚部の後屈と回旋を誘導することがよいかと思われます。

 

じゃあ、姿勢としてどんなポジションかというと、この場面では背臥位が一番良いかと思います。

 

腹臥位や座位で可能ですが、余計な筋緊張を排除したいなら、背臥位がおすすめかと思います。

 

その上で、筋の動きを作っていく方が効果的かと思われます。

 

頚部の痛みや頭痛の要因はもっと多岐にわたりますので、決めつけはよくないかと思います。幅広い視点をもって、一つ一つ丁寧に評価していくことが良いかと思います。